ソフテイルのテレスコピック
テレスコピックと聞いて、パッと思い浮かぶものがあるとすると望遠鏡でしょうか。
望遠鏡は英語でテレスコープですから、これはそこから由来しているものかと想像できるかもしれません。
テレスコピックとはハーレー ソフテイルでも1948年から採用されたフロントフォークの種類です。
ハーレー ソフテイルは発売からそれまで、スプリングフォークと呼ばれるフォークを採用していました。
これはフォークにバネを組み込むことによって、走行中の衝撃を緩和しようというものでした。
しかしハーレー ソフテイルもエンジンの性能が上がるにつれ、スプリングフォークだけでは衝撃を緩和しきれなくなります。
そこで新しく採用されたのがテレスコピックです。
テレスコピックは望遠鏡のように伸縮するタイプのフォークです。
その筒の内部にはフォークオイルが含まれているので、伸縮して衝撃を吸収することが出来るのです。
このテレスコピックを採用することによって、ハーレー ソフテイルはその特徴の一つでもある乗りやすさを高めたとも言えます。